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Volkswagenグループの次世代プラットホームを公開

独フォルクスワーゲン本社のあるヴォルフスブルクで、グループの新しいプラットホーム「MQB Platform」についての情報が公開されました。
MQBは、VWグループで最も重要なプラットホームアーキテクチャーであり、2013年に発売される次世代ゴルフ7以外にも、ポロ、ビートル、シロッコ、ジェッタ、ティグアン、トゥーラン、シャラン、パサートなど、ほぼVW全ラインアップで使用されます。また、VWグループのAudiやSEATにもリユースされる予定です。

MQBプラットホームのキーワードは「フレキシビリティ」です。ホイールベース、軌道幅、ホイールサイズ、シートポジションなどを車種毎に変更することが可能です。
また、パワーユニットもガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、天然ガスエンジン、ハイブリッド、電気自動車などがインストール可能となっており、また様々な排気量のユニットもマウントできるよう設計されています。

例えば、VW Golf7と次期AudiA3を同一ラインで生産することも理論的には可能となります。さらに極論すれば、新興国向けのコンパクトカーSEAT Ibiza(60ps)と、アッパーミドルクーペVW CC(190ps)を、カテゴリを超えて同一ラインで生産することも可能になるかもしれません。

同一プラットホームにするVWグループの狙いは、グループの多岐にわたる車種を、同一のライン生産技術にすることにより、生産コストを大幅に削減し、1台あたりの利益率を上昇させる事以外に他なりません。

このMQBプラットホームと同時に、MQBプラットホームに対応した新しいエンジンラインアップも発表されました。60PS〜150PSのガソリンユニットで、シリンダーディアクティベーション(気筒休止機能)に対応したニュー直4エンジンが、次期GolfとAudiA3に搭載されます。

しかし、VWグループにとって、このプラットホーム統合戦略は諸刃の剣です。コスト削減を追求出来る一方、クルマの個性が薄くなることは容易に想像できます。果たして、MQBプラットホームのAudiは、プレミアムカーにセグメントできるのか、という議論が起こる事でしょう。

MQBプラットホームの次期ゴルフ7は、今年秋のパリモーターショウで、MQBプラットホームの次期A3は、3月のジュネーブモーターショウでワールドプレミアとなります。

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