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BMWがディーゼルエンジンの排ガス問題についてコメントを発表

VWの排ガス不正問題に関連し、次に疑惑の目が向けられているのがBMWです。独アウトビルト誌からの指摘がその発端でした。その疑惑を払拭するため、正式にコメントを発表しました。独アウトビルト誌が指摘したのは、BMW X3 20dに搭載されている4気筒ディーゼルターボエンジンでした。その理由の一つが、圧縮比が16.5と高いのにも関わらず、NOx対策がLNT(NOx吸蔵還元触媒)だからです。BMWの4気筒ディーゼルターボエンジンではターボ直後にLNTを配しています。LNTの採用理由は、コンパクトかつ低コストなシステムで実装できるからだと思われます。メルセデスベンツが1.6リッターの4気筒ディーゼルにも尿素SCRを搭載しているのとは対照的と言えます。

とにかく、BMWのディーゼル車ユーザー、またはディーゼル車の購入を検討している方にとって、以下のオフィシャルコメントで安堵したのではないでしょうか。

オフィシャルプレスリリース

ディーゼル・エンジンに関する現在の議論についてBMWグループからの声明

ミュンヘン発:

BMW グループは、いかなる排出ガス試験においても、不正な操作を行うことはない。私たちは各国の法的要件を遵守し、それぞれのマーケットで必要とされる全ての試験基準を満たしている。言い換えれば、我々の排気ガス処理システムは、排ガス試験を行うテストベンチ上であっても実際の道路上であっても、全く区別なく常に作動する。

不正行為を防止するための明確かつ厳格な規定およびプロセスが、BMW グループの開発工程の全ての段階において導入されている。

ICCTが行った二つの研究結果を通じ、BMW X5 および他の13のBMWモデルが、NOx排出量に関する法的基準を満たすことが確認されている。BMW X5のNOx排出量について、研究施設での試験結果とフィールドでの試験結果の間に不一致は存在しない。

9月24日にアウトビルト誌が言及した、BMW X3 の排出ガスに関するロードテスト結果について、BMWグループは詳細を把握していない。試験の詳細情報がまだ提供されていないため、これらの結果に関して私たちが言及することはできない。私たちはICCT に接触し、彼らが行った試験に関して説明することを依頼している。

BMWグループには、いつでも私たちの試験手順について関係者と議論し、私たちの車を試験に提供する意思がある。

CO2削減目標達成に関するディーゼル・エンジンの重要性
世界中の政府、とりわけ欧州連合において、CO2を含む排出ガスに対して厳しい規制が設けられている。欧州における2020年目標値は、先進的なディーゼル・エンジンの積極活用と、さらなる電動化の組み合わせによってのみ達成が可能である。

現在までに欧州で達成されたCO2削減は、ディーゼル技術の利用に帰するところが大きい。ディーゼル・エンジンのCO2排出量が、同等の出力を備えるガソリン・エンジンに比べて平均的に約15~20%低く抑えられることを考えれば、ディーゼル・ドライブ・トレインなしに将来の規制強化に対応することは現実的ではない。

BMWグループは近年、エフィシェント・ダイナミクスの一環であるディーゼル技術の改良と最適化のため、多額の投資を実施してきた。BMWブランドの世界販売に占めるディーゼル車の割合は38%であり、欧州では80%、ドイツでは73%に及ぶ。米国でのシェアは6%であり、約20,000台が2014年に販売された。

2015年9月1日に施行されたユーロ6規制は、最新の自動車法制を組み合わせたもので、環境保護と消費者保護の両面で進化している。試験の結果と現実の路上における燃料消費や排出ガス量の食い違いを減らすため、欧州連合は新しい試験サイクル(WLTP)と現実的な運転環境を反映した排出ガス試験(Real Driving Emissions:RDE)の導入を試みている。私たちは可能な限り速やかに消費者と自動車産業に透明性をもたらすべく、新しい規則の迅速な導入を支援している。

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