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2016 Mercedes-AMG GTファーストオフィシャル

独Mercedes-AMG GmbHは、同社のスーパースポーツカー「SLS AMG」の後継車種となるモデル、Mercedes-AMG GTのオフィシャル情報を公開しました。10月のパリモーターショウでワールドプレミアとなります。
大きさですが、全長4,546mm、全幅1,939mm、全高1,289mmです。全幅はSLS AMGと同じですが、全長が92mm短く、全高が37mm低くなっています。SLS AMGのスーパーカー・セグメントではなく、ポルシェ911ターボやジャガーFタイプRの量産GTカーとの競合を想定しており、価格もSLS AMGと比べ40%安くなっています。

先進の軽量アルミボディ

2009年のSLS-AMGでオールアルミのスペースフレームにトライしたAMG。AMGは、メルセデスベンツのレーシングコンストラクター&チューニング部門から上級高性能モデルの製造メーカーとして脱皮を図るべくSLS AMGを開発しました。「AMGが初めて完全独自開発したモデル」として大変話題となりましたが、ボディの製造をマグナシュタイアーに移管した事から、20万ドルを軽く超えるクルマでありながら「AMGオールインハウス」でない点に不満の声も少なからずありました。
ボディコンストラクションの詳細はまだわかりませんが、AMG GTの生産は、W222 S-Classを製造している「スリーポインテッドスターの聖地」ジンゲルフィンゲンで行われます。車両重量はアルミスペースフレームによって1,540kgを実現しています。

SLS AMGの遺伝子を受け継ぐフロントミッドシップエンジンレイアウト

シャシーですが、エンジンの重心がフロントアクスルより後ろになるフロントミッドシップエンジンレイアウトを採用しました。前後重量配分は47:53となっており、スポーツカーとしては理想的な配分を実現しています。なお、AMG GTのライバルとなるポルシェ911の前後重量配分は38:50でかなりリアヘビー、そしてジャガーFタイプは50:50となっています。なお、SLS-AMGも47:53でした。メルセデスAMGの考える最適解は47:53のようです。前が47と若干重くなりますので、前側のサスは鍛造アルミニウム製のダブルウィッシュボーンを採用しています。

AMGの新しい歴史を開くM178エンジン

AMG GTは、新しいV8エンジン(M178)を搭載しています。最高出力503hp、最大トルク650Nm/1,750〜4,750rpmを発生する4.0リッターV8ツインターボエンジンです。M178のV8レイアウトが特徴的で、ボルグ・ワーナー製2つのターボチャージャーをV8レイアウトの挟角に設置しています(AMGは「hot inside V」と呼んでます)。AMGによると、このレイアウトのベネフィットは、コンパクト設計が可能で軽量化に貢献できる点です。V8でありながら重量208kgを実現しました。その他、最適なレスポンス、そしてガスエミッションの低減にある、とのことです。なお、このM178エンジンはEuro6環境規制に適合するエンジンとなります。
また、このエンジンには7速デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされます。トランスミッションは重量配分がフロントヘビーになることを避けるためトランスアクスルにしています。

2016 Mercedes-AMG GTファーストフォト

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